Xdebugと拡張機能「PHP Debug」を導入し、Visual Studio CodeにPHPデバッグができる環境を構築。XAMPPとVisual Studio Codeがインストールされている前提。
・XAMPP
https://www.apachefriends.org/jp/index.html
・Visual Studio Code
https://code.visualstudio.com/
Visual Studio CodeでPHPデバッグができるまでの流れ
大体以下のような流れ。
- Xdebugのインストール(既にある場合は不要)
- XdebugをXAMPP内に配置
- php.iniにXdebugの情報を追記
- Visual Studio Codeに「PHP Debug」をインストール
- 「PHP Debug」にデバッグ設定
Xdebugのインストール
phpinfo()で出力された情報を全てコピーし、以下のサイトのテキストエリアに貼り付けると、スムーズにインストールすることができる。
Windowsの場合は、.dllをインストールして、\xampp\php\extに配置すればok。ただ大体の場合は元々\xampp\php\extに存在しているため、わざわざインストールする必要はないかも。
php.iniの編集
php.iniにインストールしたXdebugの情報を追記。今回はXAMPPのApache使用のため、9000番ポートはコメントアウトしてます。
C:\xampp\php\php.ini
1 2 3 4 5 6 7 8 | [XDebug] zend_extension = "C:\xampp\php\ext\php_xdebug.dll" xdebug.remote_enable=1 xdebug.remote_host=localhost ; xdebug.remote_port=9000 xdebug.remote_handler=dbgp xdebug.remote_mode=req xdebug.remote_autostart=true |
追記したら、phpinfo()でXdebugが記載されていることを確認します。
プラグインをインストール
拡張機能「PHP Debug」をインストールします。
「PHP Debug」にデバッグ設定
インストール完了後、画面左のツールバーから虫のアイコンを選択。画面上部にある歯車アイコンを選択し、PHPをクリック。
するとlaunch.jsonファイルが生成されるため、以下のように追記しました。先ほどのphp.iniに9000番ポートを指定した場合は、80→9000に読み替えてください。
・launch.json
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 | { "version": "0.2.0", "configurations": [ { "name": "Custom Xdebug setting", "type": "php", "request": "launch", "port": 80, "serverSourceRoot": "${workspaceRoot}", "localSourceRoot": "${workspaceRoot}" }, ] } |
あとはブレークポイント設定し、構成の名前を指定してデバッグを実行するだけ。なのに結構ハマってしまった…。