HP-UXのシェルはbashが標準装備されてない!後から入れることは可能

HP-UXのシェルはbashが標準装備されてない!後から入れることは可能

2018年4月3日
OS

仕事でHP-UXを扱うことがあり、デフォルトでbashが入っていなかったのでメモしておきます。また勉強も兼ねて、ちょっと調べてみました。

同じく戸惑った方は、参考にしてみてくださいね。

 

現在使用されているシェルの確認方法

現在使用されているシェルの確認は以下のコマンド。


echo $SHELL

まずは自分のOSのシェルを確認してみましょう。

 

HP-UXのシェルはbashじゃないので、Linuxユーザは注意が必要

HP-UXのシェルは、以下のシェルが標準装備されているようです。デフォルトではPOSIXシェルが起動します

  • POSIXシェル(/usr/bin/sh)
  • Kornシェル(/usr/bin/ksh)
  • Cシェル(/usr/bin/csh)

ログイン・シェルとしてはkshやcshの方が一般的で、POSIXはスクリプト用のシェルとして利用されているようです。

Linuxでは標準がbashなので、普段からLinuxを使っている方は戸惑うかもしれませんね

bashが使い慣れてるし、そっち使いたいという方はご安心を。後からbashを入れる方法があります。

 

後からbashを入れられる?

HP-UXに対応したbashは、HPが無償で提供しているソフトウェア・バンドル「Internet Express」に含まれているそうです。

HPの公式サイトに詳しいインストール方法が書いてありますので、こちらを参照すると良いでしょう。

参考:第4回:システム管理ツールSAMとHP-UXのシェル

 

以上、サクッとまとめてみました。