Firebase Hostingに紐づいた独自ドメインをからCloud Runに移管する方法を紹介します。
Cloud Runに紐づけるドメインのリソースをデプロイ
事前に独自ドメインに紐づけるリソースをCloud Runにデプロイしておきます。デプロイすると上の画像のようにサービスが追加されていることが確認できます。
マッピングの追加
Cloud Runのカスタムドメインを管理からマッピングの追加を行います。
Cloud Runにデプロイした独自ドメインと紐付けたいリソースを選択し、紐づける独自ドメインを入力します。
ドメインの確認ができていない場合は、ウェブマスターセントラルに進んで確認を完了させます。
DNSレコードの更新
所有権の証明が完了したら、DNSレコードを更新します。表示されたDNSレコードをCloud DNSに登録します。
今回は既に設定する独自ドメインがFirebase Hostingに紐づいているため、そのDNSレコードを削除して登録します。このタイミングでFirebase Hostingされている既存のサイトが見れなくなるので注意が必要です。
大体15分ほど経つと、Cloud Runのリソースに設定した独自ドメインが紐づきます。
上の画像のようにCloud Runのサービス詳細画面のURLにあるカスタムドメインの欄に紐付けたいドメインが表示されていれば完了です。
Firebase Hostingの画面で独自ドメインの設定が解除されたか確認
Firebase Hostingの画面にアクセスすると、ドメインの紐付けが解除されており、「設定が必要です」となっているため、後は必要に応じてドメインを削除しましょう。